感覚を大切にしたトレーニングを

筋肉を意識する、動きを意識したトレーニングは常識であり、 今現在でも進め られていることです。
ただ、このトレーニングを続けていくと、 スポーツにおいてはマイナスに繋がることがあります。

 

それは、今まで意識せずにプレーしていたのに、 意識することで感覚のズレが生じるからです。
むしろ、スポーツにおいては、 意識してプレーしていることは少なく、 それをわざわざ意識してしまって、 気にし過ぎてしまうことが理由です。
逆にプラスに働くこともあると思います。

 

この場合は結果的に良かった事例です。
集中している場面では動きの意識はほとんどないに等しい。
無意識の元でプレーしている。

 

ゾーン(フロー状態)に入っているときは、 まさに無意識な状態です。
それならば、自身が動く感覚を磨くことが、パフォー マンスアップのカギを握っていると考えています。

 

トレーニングの動作の中で、楽に動けること、 スムーズに動作できることを、自分の感覚で気付くこと。
バランス感覚や軸感覚も含め、自分で感じることが大切です。

DSC_0045

 

トレーナーが動きひとつひとつを説明しすぎたりすると、 考えすぎたり、意識しすぎたりしてしまいます。
なので、見本とリスク(NGな動作)を見せて、 まずはやってもらいます。
出来ない場合でも説明はほとんど行いません。

 

どのように動けばいいのかは、自分で気付いてもらいます。

 

ヒントは与えますが。
もう一つ大事なことがあります。
スポーツにおいて、手から動く動作は非常に少ないということ。

 

トレーニング種目の多くは、手 や腕から始動するものが多い。
だけど、本来は体から動いて、最後に腕、手、 指先へと伝達します。

 

ということは、 手から動くトレーニングはスポーツでは逆の動きとうことになりま す。
スポーツに役立てるなら、『体⇒腕や足』の連動が望ましいです。

DSC_0057

 

難しい話に見えるかもしれませんが、 一つだけ簡単な例を挙げてみましょう。

 

バーベルを担ぐスクワットは、体(体幹) からスタートしています。
重量を担ぐ時、体幹がしっかり安定していないと、 バーベルを担ぐことが出来ません。
なので、体から反応していることになります。

p1010325

 

その後、股関節や脚の動作に移っていきます。
このことを考えるとスクワットはとても良いトレーニングです。

 

自分 自身の感覚を大切にする。
トレーニングにおいては、ここを大切にして欲しいし、 そのことを常に伝えています。

 

トレーニングは、 パフォーマンスアップのためのきっかけ作りです。

 

トレーニングがマイナスに繋がってしまってはいけないのです。

 

私の指導では、感覚を大切にしたトレーニングの内容を行い、 動きのセンスを向上させていきます。