力の使い方のスキルを上げる大切な3つのポイント
力をつけても、それを活かせないと宝の持ち腐れ。
スポーツしている人は特に力の伝達スキルが必要です。
今回は、力の伝達スキルをあげる大切な3つのポイントをお伝えします。
体の軸、パワーポジションを作る
体の軸とパワーポジションを作る必要があります。
わかりやすいイメージは、バッティングのフォーム、ゴルフのフォーム、守備などの構えが、パワーポジションと近いです。
この姿勢は、軸が安定し、力の発揮しやすいので、力の伝達するためには必要な姿勢ということを覚えててください。
股関節の内旋や骨盤絞り
この項目はちょっと難しいかもしれませんが、大切なポイントです。
この写真をご覧ください。
矢印の方向の意識が働いていることがわかると思います。
軸を安定し、力を発揮するには、股関節の内旋と骨盤の絞りが必要です。
要するにガニ股になると、力の発揮が弱く、一歩目の動作も遅くなります。
プレー中は恐らく無意識にしている方が多いと思いますが、トレーニングの中でもこの股関節の作り方でトレーニングすると、力の伝達に繋がってきます。
手(足)からの意識を消す
手の感覚は非常に鋭いし、意識しやすい部分でもあります。
力を発揮しようとすればするほど、手足に力が入ります。
これはいわゆる「力み」というもので、パフォーマンスに大きく影響をあたえてしまいます。
「力んでるからリラックスしろ!」とか言われたりしたことあると思いますが、一般的に「力み」はこれに当たります。
そうならないように、日頃のトレーニングの中から、手や足に力を入れる意識を消したトレーニングが必要です。
その方法は動画でも解説しています。
https://youtu.be/zS3lKL_AYUY
ケーブルマシンを使用していますが、手の動きで動かすのではなく、体幹の力を手に伝達して、体全身で行う。という方法です。
上手くいっているか、上手くいっていないかの判断が難しいかもしれませんが、その確認の方法は負荷を重くして行うといいです。
負荷が重いと、上手く引っ張ることができません。
こんな感じになります。
https://youtu.be/zS3lKL_AYUY?t=257
これは手でやろう!という意識が強いために上手くいかない例です。
どうやったら力を上手に伝達できるのか?
というのを考えて、トレーニングの中で試して欲しいです。
そうすることで、力をつけるだけでなく、力の伝え方のスキルが向上するので、スポーツで役に立つし、活躍するきっかに繋がります。
是非、試して頂きたいです。
頑張ってください!
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