過去は変えられないが、解釈は変えられる。
過去は過ぎ去ったこと。
どんなことしても過去は変えられない。
タイムマシンで過去に行くこともできない。
過去は過ぎ去ったことであり、そこには何もエネルギーはない。
ただ、解釈は変えられる。
鬱の方、考えがネガティブの要素が強い方の特徴として、過去に縛られている傾向にある。
昔のことを思い出して気持ちが落ち、心のエネルギーが低下して、体調まで崩す。
私がサポートしている鬱の方がまさにこのような感じである。
人間生きていれば色々あるものだ。
失敗、後悔、挫折、恥ずかしいことなど、無かった人はいないだろう。
これらを思い出して、考え続けていることで何か生まれるだろうか?
生まれるのは、体の不調である。
変えることができないことを、いつまでも考え続けることは、良いことではない。
では、忘れた方がいいのか?
いいえ、過去に味わったネガティブなできごとは、忘れることはかなり難しい。
それならば、その出来事をプラスに変換すればいいだけである。
『あの出来事が、今の私を作ってくれた』
「あの出来事が、私を成長させてくれた』
と想い、感謝の念を抱くこと。
想いの力はとても大きい。
ネガティブで想い続けるのか、ポジティブに想うのかで、この先進む未来もかなり違う。
より良い未来で、楽しい未来の方が誰だっていいはずだ。
それならば、変えられない過去をネガティブで捉えるより、ポジティブなこととして解釈すれば、この先進む未来はポジティブにならないだろうか?
ダイエットでも一緒だ。
昨日、つい食べ過ぎてしまって、それを憂い後悔するより、今日はどうするのか?を考えた方が生産的である。
「想いの力は体を変える」
これは私が言っている言葉である。
普段、どう想い、言葉を使っていくのか?
ネガティブだと、老化も早く見た目も衰えていく。
ポジティブだと、年齢関係なく若々しく体も生き生きとしている。
そして、理想の体をつくりたいならば、想いも含めて考える必要があることを知っていて頂きたい。
単に考え方ひとつ。
という簡単なことだと思うが、この簡単なことをいかに大事にして進めていくことを心掛けて欲しいと私は伝えたい。
過去は変えられない、だけど、解釈は変えられる。
そう思って今一度考えてみてはいかがだろうか?
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