全員やる必要がある!肩インナーマッスルのトレーニング方法
肩のインナーマッスルのトレーニングは、全ての人がやる必要がある。
その理由は、肩の障害の予防になるからだ。
スポーツしている人は、スポーツパフォーマンス向上に繋がる。
動画で紹介しているので、ご覧頂きたい。
肩のインナーマッスルは、ローテーターカフと言って肩関節の安定性に必要な4つ筋肉である。
・棘上筋
・棘下筋
・小円筋
・肩甲下筋
この4つ。
棘上筋は、腕を持ち上げる時に使う。
棘下筋と小円筋は、腕を外捻りする時に収縮する
肩甲下筋は、腕も内捻りする時に収縮する。
普段の生活、スポーツにおいても腕の内捻りは、頻繁にある。
手を机に置いている状態でも、腕は内捻りをしていることになる。
なので、内捻りが優位に働いている傾向にある。
その為、今世間でよく言われている「肩の内まき」が引き起こされる。
それを改善するためには、やはり意識したトレーニングが必要になる。
特に外捻りをする方法が有効だ。
使う筋肉は「棘下筋」と「小円筋」
この二つの筋肉をしっかり使う。
その結果、肩の内まきの改善に繋がっていく。
そして、四十肩や五十肩の予防と改善に繋がる。
肩甲下筋が強くて、棘下筋や小円筋が弱い状態になると、肩関節のバランスが悪くなり、その結果、四十肩や五十肩を引き起こしてしまう。
そうならないためには、棘下筋や小円筋をしっかりトレーニングしておく必要がある。
そして、スポーツにおいても同じことが言える。
特に投げるスポーツ、ラケットスポーツ、ゴルフなどは、利き手が内捻りの動きが多い。
その為、肩甲下筋が優位に働いて、強くなる傾向になる。
棘下筋や小円筋は、ブレーキになる筋肉になるので、強く引っ張られる。
弱いと筋肉が切れて痛めてしまう為、筋肉は硬くなる反応となって筋肉の強さを保持しようと働く。
この理由から、投げるスポーツ、ラケットスポーツ、ゴルフやバレーをしている人の棘下筋や小円筋は硬くなっている傾向にある。
それを改善するには、ストレッチではない。
ストレッチで柔軟性をあげようとしても、筋力が弱いから硬くなっているので、柔軟性をあげようと思っても、なかなか上がってこないのである。
必要なのは棘下筋や小円筋のトレーニングである。
棘下筋や小円筋のトレーニングは、動画でも紹介している『ベントオーバーエクスターナルローテーション』という種目が良い。
よくゴムチューブでトレーニングしている人がいるが、私はお勧めしない。
その理由は、ゴムのトレーニングは、伸ばせば伸ばすほど負荷が増すからである。
動作は初動に大きな力が発生する。
ゴムは終盤に負荷が最大になる。
負荷のかかりが逆なので、あまり良いとはいえない。
ただし、筋肉の使い方、効いている感覚を作る場合は、ゴムチューブを使うことは良い。
いずれにしても、このインナーのトレーニングは、全員必要なので、週に2回~4回は行って欲しい種目だ。
今回紹介した方法は、どこででもできる簡単な方法である。
是非、実践を♪
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