筋肉を使わず、筋力をアップさせる♪
筋肉を使わず、筋力をアップさせる♪
なにを言っているんだ!?
って感じかもしれませんが、筋力アップの究極なところは、筋肉を使っていない感じなのに大きな力を出している。ということなのです。
筋トレの基本は、筋肉を意識して、筋肉の動きを感じ、筋肉の張りも得ながら行うことです。
そうやってやりなさいと、私も習ってきました。
しかし、スポーツや日常において、どれだけの人が筋肉を意識して生活をしているでしょうか?
ほとんどいないと思うんですね~
あ、でも、階段上る時は、大腿四頭筋や殿筋を感じながら上がっている人はいるかもですね(笑)
それはそれでいい(笑)
スポーツをしている時がわかりやすいかもです。
プレーに必死な時に、筋肉を意識したプレーはしてないはずです。
例えば、野球のバッターとしましょう。
体幹に力を入れ、脇をしめた時大胸筋を意識し、打つときは腰から始動して、インパクトは腕、体幹の筋肉を意識して打つ!って思ってやっている人ってほとんどいないと思うんです。
中にはいるかもしれませんが、ぶっちゃけて言うと、そんなに意識していると打てません(笑)
打球も飛ばないし、強い打球にもならないのです。
筋肉を意識していると、高いパフォーマンスを発揮しにくいのです・・・。
筋トレと真逆、、、
筋トレと真逆だから、筋トレが意味ないということを言いたいわけではありません!
強い筋肉を作るためには、100%筋トレが必要です。
動作中は、何を目的として行っているのか?その種目はどこにどう効かせようとしたものなのか?
これが頭に入っているのか、入っていないのかでは、効果はまるで違います。
どこの筋肉をどう使っているのかを知った前提として、筋トレのもうひとつの段階があります。
それは、筋肉を使っている感じを実感せず、高い筋力を引き出す。というトレーニングです。
これは私の理論の中にもある体幹連動性というものです。
体は繋がっています。
その繋がりを大切にして、力を伝えていき、体全身で力を発揮させていくものです。
ちょっと難しいかな。。。
腕立て伏せをするとします。
私の教え子達は、ボートレーサー試験に腕立て伏せがあるので、頻繁に腕立て伏せをします。
腕立て伏せは、大胸筋、上腕三頭筋、体幹を主に使います。
これらの筋肉を意識して使うと、疲労が早く、多くの回数をやることが出来ません。
1分間に90回以上得切る人の特徴として、「筋肉を使ってない」感じで動いています。
実際に、私の弟子も100回近く出来ていたので、ヒアリングすると「筋肉を極力使わずにやることがコツです♪」と言っていました。
これは回数においての話ですが、瞬間的に力を発揮する時も同じです。
ボールを投げる時も、力んで投げないですよね。
力を抜いて、体の連動で投げます。
筋トレをする時、筋肉を使っていない感覚で、高重量を扱うトレーニングも有効ということです。
こっちの方が実践的で、パフォーマンスアップには役立つでしょう。
パフォーマンスアップのために、今回お話した要素もちょっと考えてやってみませんか?
わからないことは質問してくださいね♪
私の書籍でも解説しています☆
⇒ からだ整う筋トレ整わない筋トレ~辻洋介流からだ作り理論~
http://tsujiyousuke.com/2019/02/18/kintoreseitai-2/
今回もお読みいただきありがとうございます☆
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