痛みを無くす為の筋トレ♪
こんにちは!
筋トレで痛みを無くす方法があります。
筋トレは単に鍛えて筋肉を強くしたり大きくしたりするだけのもの。と思っている人が圧倒的に多い。
筋トレは痛みを軽減させたり、痛みを発生させない予防に繋がります。
今回はそんなお話です。
体を使わなかったことでの痛み
先日来られたかが、2か月ぶりに復活しました。
元々、筋肉が硬く、そのせいで痛みがありました。
2か月前までは、痛みはほぼなくなっていたのですが、2か月間何もしなかったということのなので、また元の痛みに戻ったとのことでした。
この痛みのぶり返しは、体を使わなかったことでの痛みです。
要するに、筋肉が硬くなって、血流も悪くなり、その結果痛みがでているのです。
筋肉は伸び縮みする組織です。
頻繁に使ってあげた方が、血流がよくなり、筋肉も硬くなりにくいです。
使わない方が筋肉が硬くなり、そのせいで痛くなることがあります。
その代表例が「肩こり」です。
筋肉のバランスについて
筋肉は使わないと弱くなります。
弱くなると、体のある防衛反応が起こります。
それは、関節や腱、組織を守る為に、筋肉を硬くして強度を保とうとするのです。
わかりやすい場所は「膝」
特に変形性膝関節症の場合、膝に痛みがあるので、脚を使うことを控えます。
この控えたことで、大腿四頭筋(太もも表)が弱くなってしまいます。
ただ、膝を守るには、大腿四頭筋の強さが必要です。
痛みを軽減する為にも大腿四頭筋の強さが必要なんですけど、動かさないことで、どんどん大腿四頭筋が弱くなります。
弱くなったまでは、関節を守れないので、大腿四頭筋の筋肉を硬くして筋肉の強度を保とうとします。
このため、変形性膝関節症の方の大腿四頭筋は硬く、その逆のハムストリングスは、相反抑制により、柔らかくなります。
立位体前屈をさせると、確実に地面に掌がつきます。ご本人は体が柔らかいと思っていますが、実は、大腿四頭筋が硬くなったことで、ハムストリングスが緩んだだけなのです。
変形性膝関節症の方は、大腿四頭筋の強化が必要です。
それには膝関節に負荷をかけない方法が必要なので、その方法はこちらをご覧ください。
⇒ ストレートヒップフレクション
筋肉が硬くなったのは、筋力不足で硬くなる場合もありますので、この辺は私のような専門家に聞くことをお勧めします。
筋肉は動かすと元気になる♪
筋肉は動かすと元気になります♪
先日来られた方は、軽い運動とケアでだいぶ改善されました。
病院や整骨院に行っても改善されませんでしたが、私のところでたった1回受けたことでかなり楽になったのです。
専門機関の違い
病院や整骨院がダメと言っているわけではありません。
役割が違うので、そうなってしまうのです。
病院:原因の究明、診断における治療、理学療法士によるリハビリはあるものの、医師の指示の中での処方となる為、運動は極力軽いものになる。筋トレにおいては、ほぼ素人なので指導が出来ない状況である。
整骨院:ケアのプロフェッショナル。ただ、脱臼、骨折、捻挫等がスペシャリストであって、ケアの部分は先生によってスキルが変化します。筋トレにおいては、最近ではパーソナルトレーニングもしているようですが、基本的に専門家ではないので、良い指導は難しいのが現状かなと思います。
トレーナーの場合は、トレーニングとケアの両面出来ます。ただ、ここも人によってスキルの違いが大きく変わるので、見極めは結構難しいのかもしれません。
何を選択するのかが難しいかもしれませんが、痛みが発生した場合の正しい行動は、整形外科で医師の診断を受けることです。
この診断の元で、あなたが信頼している専門家の方に相談するとよいです。
痛みをなくすには筋トレ♪
痛みを根本から改善させようとするならば、筋トレは絶対に欠かせないものです。
特に肩こりは、マッサージより筋トレした方が改善が早いです。
しかも、肩こりになりにくい状態になります。
マッサージより効果的なのは間違いないです。
ただ、症状が重い場合は、筋トレとケアの両方を含めます。
出来る範囲での筋トレとストレッチ、そして、手技によるケアを行います。
これである程度は改善されます。
先日来られた方も、この方法で改善されました。
筋トレは、いつか必ずやる日が来ます。
これは全ての人です。
医師から言われてやるのか、自発的に始めるのかは、あなた次第。
筋トレで救われた人は沢山います。
食わず嫌いにならずに、まずははじめてはいかがでしょうか?
私の本でも詳しく解説していますので、良かったらご覧ください♪
⇒ からだ整う筋トレ整わない筋トレ~辻洋介流からだ作り理論~
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