力発揮は芯の感じ方が大切
力の発揮は芯の感じ方が大切です。
芯が大切と言っても、ちょっとよくわからないと思うんですよね、、、(笑)
スポーツしてる人は、今やっているスポーツに置き換えて考えてみるとわかりやすいです。
例えば、野球やっている人は、バットの芯にボールを当てると、手にかかる衝撃が無いと思います。
サッカーでしたら、ボールの芯をとらえると力強いボールを蹴れますよね!
ゴルフも同じです。
芯に当てれば飛距離が伸びる。
わかりやすい芯というイメージはこんな感じです。
力んでなくても、しっかり伝えたい場所に、大きな力を伝えることが出来るということです。
何となく理解できたでしょうか?
パフォーマンス発揮には、この部分って非常に大事だと思いませんか?
この部分はスポーツにおいてのスキルの問題だと考えるでしょう。
しかし、根本である我が体を上手く使って、芯をとらえた動きができているのかどうか。
今一度考えてみて欲しい。
体を上手に使うスキルがあれば、スポーツにおいても上手くなることは間違いありません。
ということは、トレーニングでも、芯を考えた体の動きをよくするスキルを身につけることは大事なのです。
ウエイトトレーニングでは、重い重量をわざわざ重く感じながら行うことがあります。
例えば、4秒でおろし2秒であげるとか。
わざわざスローで反復するとか。
筋肉に対して効かせたいから、そういう方法を採用しているんだと思います。
ただ、体の動きのスキルを向上させたければ、どうやったら重量を感じないように動けるのか?
それを可能にするのは、体の芯と重量との芯、力の方向、体軸等を考慮して動くことが大切です。
結構難しく感じるかもしれませんが、簡単に言えば、重い重量なのに、不思議と軽く扱えている。っていう感覚です。
私の指導で、これを感じてもらう為にハイロウプルっていう種目をやってもらいます。
体の使い方が上手い人は、腕の力を使わずかるく下へ引くことが出来ます。
体が上手く使えない人は、腕だけで引こうとするので、下までスムーズに引っ張ることが出来ません。
このふたつの違いは、
体軸からの芯を感じながら行っている方法
腕の力だけに頼った方法。
スポーツにおいても、腕の力だけでなく全身使え!とか、下半身から動け!とか指導されたことあると思うんです。
漠然とした指導なんで、とてもわかりにくい表現だと思いますけど、上手くいかない人は、やはり、腕とか小手先のことで行っているということです。
体全身を上手に使う為、大きな力を伝える為のトレーニング。
これが体幹連動性といいます。
力の発揮は芯の感じ方が大切。
難しく感じるかもしれませんが、一度トライする価値はありますよ!
書籍もよろしくお願いします♪
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