腰を反って痛い?丸くして痛い?それぞれ対処法が違う。
こんにちは!
先日、受講者さんとトレーニングしながら、健康番組を見る機会がありました。
そこにあった腰痛の対処法で気になることろが、、、
その対処法は、「大腿四頭筋(太もも表)を伸ばすと腰痛が改善する!」というものでした。
番組での方法は的確です。
それは、腰を反って痛い人に合った方法だからです。
これは骨盤前傾型の腰痛です。
身長より高い位置の物を取る時に痛い。。。
こういう場合は、骨盤が前傾しているので腰が反ります。
骨盤前傾型の腰痛の人は、腰を反るとは100%痛い。
このような骨盤前傾型の人は、太もも表の大腿四頭筋が硬いことが特徴です。
というより、大腿四頭筋も硬いですけど、腸腰筋の硬さの方が問題です。
このような人は、太もも表の大腿四頭筋のストレッチが正解です。
腸腰筋の硬さもあるんで、このストレッチも効果的です♪
※腰を反らせると痛くなる場合もあるので、腰を反らせないように気を付けてください。
ただ、腰を丸くした時に、腰が痛い人は、この対処法は当てはまりません 。
それは、骨盤後傾型の人。
どういう人かというと、前屈したら地面に手が着かない人です。
尚且つ、腰や背中が丸くなっている人です。
長年、腰痛の方を見てますが、圧倒的にこのタイプの方が多い気がします。
骨盤後傾型の人は、大腿四頭筋の柔軟性はあるけど、ハムストリングス(太もも裏)の柔軟性がありません。
実は、大腿四頭筋をストレッチしても改善しないのです。。。
なので、ストレッチが必要なのは、ハムストリングスです。
※骨盤を立たせ、骨盤を前傾させることがポイントです。膝は曲がってもOKです。
番組では、腰や背中を丸くして痛い人の方法を紹介してなかったので、腰痛の方全員には当てはまりません。
腰痛があり、腰患部ではないアプローチはとても良いことです。
ただ、的外れになると効果は期待できませんので、ご自身がどのタイプなのかを見分ける判断が必要となります。
骨盤後傾型なのか?
骨盤後傾型なのか?
わからない場合は、
腰を反って痛いのか?
腰を丸くして痛いのか?
の判断でもOKです。
今回、番組であった腰を反らして痛い人(骨盤前傾型)は、腹筋も有効です♪
腹筋をすることで、腰の筋肉(脊柱起立筋)が緩むので、腰痛改善に繋がります☆
※完全に起き上がる必要はありません。腹筋(お腹)に力が入ればOKです。
最後にひとつだけ。
腰が痛い人の最初にやる行動は、整形外科へ行くことです。
骨や筋肉の状態を診断できるのは、医師だけですので、まずは医師の診断を受けて下さいね!
その上での対処法です♪
腰痛で苦しんでいる方の腰痛が早く良くなりますように、、、
私の本でも紹介しています♪
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