筋トレにおける関節可動域を考えてみよう!
こんにちは!
筋トレするとき、関節可動域について考えて行っているでしょうか?
多くの方は、 筋肉を沢山使う理由で、筋肉をしっかり伸ばし、縮ませる方法を行っていると思います。
なので、関節可動域を出来るだけ広い方法で実践していると思います。
これを行う理由は、筋肉を沢山伸び縮みをさせることで、筋肉が成長し肥大し、強くなると考えられているからです。
この方法は筋トレ世界では常識であり間違いではありません。
ただ、問題点が存在するのです。。。
それは、、、
怪我の誘発。
そして、筋力がそこまで向上しないという事実です。
まずは怪我を誘発させてしまうことがあります。
その理由は、関節角度によって力の発揮が変化するからです。
多くの筋トレ方法は、筋力が弱いところに合わせたトレーニングを行っ ているのです。。。
例えばデッドリフトでは、地面からの引き上げが基本です。
地面からのポジションは、筋力が一番弱く発揮する位置だということはご存知でしたか?
ベンチプレスで言えば、胸からスタートしているのと同じです。
そして、筋肉もストレッチさせられていることから、腱や関節に負担をかけてしまうのです。
負荷の調整を失敗すると腰痛などの怪我に繋がります。
その為、トレーニングベルトをしてデッドリフトをしている人を見かけます。
ベルトをしている理由は腰の保護だと思いますが、デッドリフトは脊柱起立筋を強化する種目です。
ベルトをしていたら、強化にならないのです。。。
怪我が怖いからベルトをしている。
ってことは、怪我しそうだと思ってやっているわけですね。
※パワーリフティングの場合は別です。
これは、ダンベルフライ、ショルダープレス等も同じことが言えます。
そして、筋肉を沢山使ったり、肥大させることが筋力を向上させるということは幻想であり、絶対的ではないということ。
確かに肥大すると筋力はあがるでしょう。
ただ、絶対的ではありません。
関節可動域いっぱいのところで負荷をかけているので、重い重量は扱えません。
筋力が弱いポジションの負荷設定になっているので。
ということは、筋力はそこまで向上しないということになります。
筋トレは、筋力が大きく発揮するポジションに最適な負荷を与えてあげること。
これが超重要であり、ここを基準で考える必要があります。
なので、デッドリフトでは、ひざ位置から引き揚げでOKですし、スクワットにおいても、深くしゃがむ必要はないし、ハーフで十分です。
ベンチプレスも胸まで下す必要はありません。
トレーナーさんの中では反論もあるかと思いますが、現実に関節可動域が狭く行ったことで、遥かに強くなっています。
しかも、怪我しにくく、パフォーマンスアップにも繋がっていきます。
筋トレの常識は一度疑った方がいいと私は考えています。
関節可動域を考え、筋肉に対してしっかり負荷をかけて強くなっていきましょう!
この辺のお話は、私の書籍でも記載していますので、良かったらお読みいただければと思います。
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