筋力が弱い箇所は、筋肉を硬くして補強する。

筋力が弱い箇所は、筋肉を硬く補強する反応があります。

 

例えば、膝が慢性的に痛いとします。(変形性膝関節症など)

 

慢性的に膝が痛いと、脚を使う機会が減ります。
そうなると、筋力がどんどん落ち、さらに膝の負担が増えます。

 

体はそうならないように、筋肉を硬くして筋力を保持しようとする反応を起こします。

 

その為、変形性膝関節症の方の太ももの筋肉(大腿四頭筋)は硬いことが多いです。
その代わり、相反して太もも裏(ハムストリングス)の筋肉が緩んで柔らかくなっています。
前屈をさせると、手の平が簡単に地面につくくらい柔らかいです。
なので、柔軟性があると勘違いしている人が多いのです。

 

もう一つ例をあげましょう。

 

肩関節でも同じことが起こっています。

 

肩関節には、肩関節を安定させる筋肉が存在しています。
ローテーターカフといって、棘下筋、棘上筋、小円筋、肩甲下筋という4つの筋肉で肩関節の安定性を保っています。

 

現在では、この4つの筋肉のバランスが崩れている人がとても多いのです。

 

特に利き側の棘下筋や小円筋が硬い。

 

何故、硬くなるのか?

 

それは。腕の動きが内捻りが多いからです。

 

物を持つ時、書く時、投げる動作、ゴルフ、ラケットスポーツなど、利き腕で使う方は全て内捻りです。
具体的にいうと、上腕骨の内旋動作です。

 

肩甲下筋の強さが増すことも考えられますが、特にスポーツにおいては、棘下筋や小円筋はブレーキになる筋肉になります。

 

その為、弱くなると怪我のリスクがあるので、棘下筋や小円筋は強い筋力が必要です。
そもそもの筋力が弱ければ、筋肉を硬くして強さを保持しようとします。

 

球技やってた人のほとんどは、利き側の棘下筋と小円筋が硬くなっています。

 

これは私も硬いです。

 

そして、大胸筋の硬さ、前鋸筋の硬さが進行することも体にとってよくありません。極端に言うと猫背のような姿勢。
そのような姿勢が続くと、肩関節の位置が変わり、筋肉のバランスも崩れているので、四十肩や五十肩になるリスクが高まります。

 

単に柔軟性がないことは、筋肉が硬いだけではありません。

 

体を守る為に、あえて硬くなる反応が起こっています。

 

これを改善するには、筋トレによって強化する必要があります。

 

ストレッチしててもなかなか柔軟性が伸びない場合は、筋力の問題も考慮してみてはいかがでしょうか?

 

 

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パーソナルトレーニングジムのボディプランニング代表。 パーソナルトレーニングを中心に、一般の方からプロアスリートまでサポート。 ボートレーサー専属トレーナー、ボートレーサーを目指す人のサポートを含め、数多くのプロ選手を輩出しております。

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