イップスの挫折から、野球復活した道。
私が現役の頃(高校生の時)は、イップスという言葉がなかった時代でした。(当時、単に知らなかっただけかもしれませんが)
⇒ イップスって何?
ピッチャーとして復活は出来ませんでしたが、野球を諦めずに続けれたこと、レギュラーまでつかめたこと、そんなことを書いてみようと思います。
私は高校時代はピッチャーを選択しました。
今思えば、野手の方がセンスあったと思うんですけど、どうしてもピッチャーをやりたかったんです。
2年生になる前の練習の時、送球時に変な投げ方になって、少しだけ肩を痛めてしまったのです。
イップスの原因はこれです。
痛めたときにちゃんと処置していれば問題なかったのですけど、「何とかなるだろう」という安易な考えで練習を続け悪化していきました。
幸い肩の痛みは良くなったのですけど、影響は続いたのです。
それは、ストライクがどうしても入らない。ということが起きたのです。
ブルペンでは普通に投げることができて、ストライクも普通にとれます。
ただ、試合になるとストライクが入らない。
入らないから焦る。
焦ると余計に入らない。
そんなループにはまってしまいました。
その後、投げ方がわからなくなり、どうしていいかわからない状況まで落ちていきました。
ほんとに辛い状況だったことは今でも覚えています。
試行錯誤の日々。
自宅に帰ってもシャドーピッチングは毎日取り組み研究。
そして、迷走・・・。
たぶん、これが良くなかったかもしれない。
一旦、中止して治療していれば悪化することはなかったかもしれません。
ただ、そんな症状というものが、当時知られてなく、私の母親は看護師だったんですけど、知らなかったのです。
諦めの悪い私は、アンダースローに変更しました。
アンダースローのフォームは最初は苦戦はしたもののマスターし、普通に投げられるようにはなりました。
だけど、イップスは心の病気。
それを知らなかったし、試合にでるとやはりストライクは入らないのです。
思い切って野手に変更。
元々、内野手だったのでここはスムーズに進みました。
投げ方が微妙だったので、まずは外野手から始めて投げられるように修正し、その後、内野手に戻ることにしました。
野手での送球は普通に可能で、投げる球も伸びるし問題なかったです。
思い切って野球を取り組めました。
そして、レギュラーにもなることが出来たので、好きな野球は3年間続けることが出来ました。
イップス自体の克服は恐らく当時は出来ていません。
ただ、環境を変えるということが、復活することが出来ました。
甲子園には出られなかったですけど、、、
現状では、野球から長く離れている(草野球程度はやっていました)おかげか、普通に投げられるように戻っています。
今でも軽くシャドーピッチングも継続中です♪
あとは、試合で投げられるかどうか。。。
って、投げる環境がないから、それも確かめることも出来ないんですけど・・・(笑)
ただ、バッティングや他のパフォーマンスは悪くないと思いますよ♪
来年は草野球に復活しようかなと考えています☆
野球は何歳になっても好きですし、やりたいものです。
野球に関してのパフォーマンスアップは私の得意分野でもあります。
体の使い方、動きのトレーニングはやっていて損はないし、私自身も実感していることなので、これからも進めていきます。
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